ロッテ井口監督、佐々木朗と対戦なら「多分打ち取られる…」 ファンらの質問に回答
ロッテは公式インスタで質問を募集、井口監督は12の問いに答えている
ロッテは1日、球団公式インスタグラムで井口資仁監督への質問を3月31日午後1時30分から1日午後2時まで募集したところ、650件を超える質問が届いたと発表した。「20代後半の井口監督がドラフト1位ルーキー佐々木朗と対戦したら?」との問いには「ストレートを狙うが、多分打ち取られる」などと答えている。
井口監督は12の質問に回答。「20代後半の打者井口選手が佐々木朗希選手と対戦をするとしたら、どのような意識づけで対戦をしますか?」というメディアからの質問には、こう答えている。
「いいピッチャーと対戦する時の自分の鉄則は一番いい球、彼でいうのであればストレートに狙いを定めること。ストレートはファーストストライクから積極的に振っていく意識で打席に入ります。おそらくダルビッシュ選手や大谷選手と対戦する時に近いイメージで打席に入ると思います」と説明。次に対処法を明かしている。
「いいピッチャーに対しては細かくは目つけをせずに、真ん中近くのちょっと高めの球に意識を置きます。ストレートに合わせてはいきますが、高めのストライクゾーンに変化球が来たら、それも積極的に打っていきます。追い込まれてもストレート狙いは変わらずです。変化球は泳がされながらもカットするか、右に打つか。とにかく速いストレートに合わせて打ちます。まあ、多分、打ち取られます(笑)」。結果を予測しつつ、自身の経験や佐々木朗への期待を改めて語っている。
「それにしても163キロ打ってみたかったですね! 自分の現役時打で一番速く感じたのはデトロイト・タイガースのズマヤ投手です。自分の時は101マイル(約162.5キロ)出ていたと思います。ほとんどストレートしか投げてこない投手でしたがファウルが精一杯で捉えることが出来ませんでした。佐々木朗希選手は2度のフリー打撃を見て、改めて素晴らしい才能を持った選手だと思いました。デビューが楽しみです」。メジャーで対戦した投手よりも速い佐々木朗の才能を改めて評価している。
ロッテは、新型コロナウィルス感染防止の観点からチームとしての活動を中止し、不要不急の外出を控えている状況下の中、井口監督からファンに発信できることはないかとの提案を受け今回の企画を立ち上げた。1日から5日まで(練習が6日再開予定のため)毎日10問(計50問)の質問に回答する。1日午後5時から2日午後2時まで第2回の募集を行い、2日夕方に第2回の回答をアップする予定。