江川、斎藤、桑田…巨人歴代ベストナイン番外編 No.1投手は自身の青春?
編集部の独断でノミネート選手を決定も…絞るのも苦渋の決断の巨人
開幕延期で「野球ロス」になっているファンの方々に少しでも心の隙間を埋めていただきたく、Full-Count編集部では巨人“夢のベストナイン”選考をツイッターで実施し、結果を公開した。アンケートの性質上、各ポジションを4人に厳選しなくてはならなかったため、賛否両論があることは承知の上、投手編を先発に限り、堀内恒夫氏、斎藤雅樹氏、桑田真澄氏、上原浩治氏に絞らせてもらった。その4投手の中で最も票を集めた(34%)のは接戦の末、上原氏で、歴代のエースをわずかに上回った。ただ、ここに入れたかった投手たちはたくさんおり、4人をピックアップするだけでも苦渋の選択となった。
昭和や平成の巨人史を彩った投手陣。アンケートの枠を飛び越え、もしも、投手登録が11~12人が可能だったらと仮定する。ノミネートした4投手のほか、伝説の大投手・沢村栄治氏や、1年目から開幕投手で24勝&新人王の城之内邦雄氏、通算200勝、防御率1.90の藤本英雄氏らから始まり、金田正一氏、江川卓氏、西本聖氏、槙原寛己氏といった名投手たちがズラリ。リリーフに目を向ければ、鹿取義隆氏、角盈男氏、マシソン氏、山口鉄也・現巨人3軍コーチと世代を代表する投手陣がいる。シーズンをこのメンバーで戦ったら、一体、全員で何勝するのか。
外野手で残念だったのは、最強助っ人のクロマティ氏が中堅で松井秀喜氏と同じポジションになったため、ベストナインに選出できず。高田繁氏や張本勲氏、吉村禎章氏、清水隆行氏も野球ファンの心に刻まれるプレーを見せた。名選手たちがいたことはファンの思い出、青春でもあり、忘れはしないだろう。野球の開幕が遠のいているが、少しでも話題の“ネタ”になってもらえればうれしい。
【投手陣】
○主な先発投手
沢村栄治、城之内邦雄、藤本英雄、堀内恒夫、金田正一、江川卓、西本聖、槙原寛己、斎藤雅樹、桑田真澄、上原浩治
○主なリリーフ投手
鹿取義隆、角盈男、マシソン、山口鉄也
【選出ベストナインで打順を勝手に組んでみた】
1(右)高橋由伸
2(遊)坂本勇人
3(一)王貞治
4(三)長嶋茂雄
5(中)松井秀喜
6(左)ラミレス
7(二)篠塚和典
8(捕)阿部慎之助
9(投)上原浩治
(Full-Count編集部)