2018年WSのMVPが現役引退 前田健太らドジャースの夢打ち砕く
昨季までレッドソックスに在籍していたスティーブ・ピアース内野手
元レッドソックスで2018年のワールドシリーズMVPのスティーブ・ピアース内野手が現役引退を決めた。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が米メディア「WEEI」が報じたとして伝えている。
2007年にパイレーツでメジャーデビューを果たしたピアース。2012年にヤンキース、オリオールズ、アストロズと渡り歩き、2014年にオリオールズで21本塁打を放つなど活躍した。その後、レイズ、ブルージェイズなどを経て、2018年途中からレッドソックスへと加入した。
レッドソックスではドジャースとのワールドシリーズで第4戦でジャンセンから8回に同点ホームラン、9回には走者一掃の二塁打を放ち、第5戦ではカーショー、バエズから本塁打を放って1試合2本塁打とし、レッドソックスはワールドシリーズを制覇。ピアースはMVPに輝いていた。
そのオフに単年625万ドル(約6億7500万円)でレッドソックスに残留。ただ、故障に苦しみ、昨季は29試合出場止まり。オフにFAとなっていたが、獲得する球団はなかった。
(Full-Count編集部)