【球界名場面】杉谷も走者鵜久森も呆然…何が起きた? 大暴投のはずが壁に当たり…
暴投したボールが壁で跳ね返り、誰も予想できなかった結末に
新型コロナウイルスの感染拡大でいまだ開幕の見通しが立たないプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、気分を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは、壁を駆使した? 究極のトリックプレーを紹介。アッと驚く奇跡の瞬間をお届けする。
2012年9月1日、ソフトバンク対日本ハム戦の一場面。同点の5回、一死満塁のピンチでソフトバンク陽耀勲が、杉谷拳士に投じたボールは外角へ大きく外れる大暴投に。捕手の細川が慌てて追うも万事休す――。
と、思いきやボールはホーム後方のフェンスで大きく跳ね返って細川のちょうど目の前へ。細川がこれを拾うと、ベースカバーに入った陽耀勲へと送り、まさかの本塁タッチアウトとなった。
本塁を狙ってアウトになった三塁走者の日本ハム鵜久森は信じられないといった表情で茫然自失。一方、完全なワイルドピッチながら窮地を脱した陽は安堵の表情を浮かべた。
二転三転するハラハラの展開にファンからは「まさか彼はこれを狙ったのか…!?」「『よし、サイン通りや』」「素晴らしい演技力だ。これはランナーも突っ込みたくなる」「壁当てみたいで草」「ランナーかわいそww」と頭脳プレー? を称賛するコメントが並んだ。