台湾プロ野球の“世界最速”乱闘に米も興奮「サヨナラ、新型コロナ」「盛り上がったね」
19日に行われた台湾プロ野球・楽天対富邦戦で“世界最速”の乱闘劇が勃発した
“世界最速”で12日に開幕した台湾プロ野球。ラミゴモンキーズから今季チーム名が変更になった楽天モンキーズが開幕5連勝を飾った。19日、本拠地の桃園球場で富邦ガーディアンズと対戦し3-1で勝利。また、この試合では“世界最速”の乱闘劇も起きた。新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で流行する中、米メディア「TMZ」は、この乱闘劇に注目している。
“世界最速”の乱闘は、楽天の4回攻撃中に起きた。2死走者なし。富邦の先発ヘンリー・ソーサが楽天の郭に対しカウント3-0から腰付近に死球。剛速球が自慢の助っ人右腕が4球連続で内角を突いたことからか、両軍ベンチが飛び出してマウンド上で小競り合いが起こった。世界中で約2メートルの距離を保つ“ソーシャルディスタンス”が推奨されている中での乱闘劇。同メディアは「乱闘は適切なソーシャルディスタンシングではない。しかし、この男たちにとっては、そんなことはどうでもいいのだ」と乱闘劇を伝えた。
台湾で起きた乱闘を紹介したTMZの公式ツイッターにはファンから「サヨナラ、新型コロナウイルス。台湾は本当に素晴らしいことをした」「観客が盛り上がってたね!」「明らかにビーンボールだ……」などとさまざまなコメントが寄せられた。大リーグをはじめ、各国のプロリーグのシーズン開幕は延期に。世界中のファンが“球春到来”を心待ちにしているのは間違いない。
(Full-Count編集部)