「結果的に僕はより安全な国にいる」 KBOコーチ就任の元MLB選手が漏らした本音

MLBではレイズなどでプレーしたハンク・コンガー氏【写真:Getty Images】
MLBではレイズなどでプレーしたハンク・コンガー氏【写真:Getty Images】

5月5日に開幕予定の韓国プロ野球は21日から練習試合をスタート

“世界最速”で開幕した台湾プロ野球に続き、5月5日には韓国プロ野球(KBO)も開幕を迎える。4月21日からは練習試合もスタートしたKBOにニューヨーク紙「NYポスト」は「大きな一歩を踏み出した」と伝えている。

 KBOでは素手のハイタッチ、握手の自制、試合中に唾を吐く行為を禁止するなど新型コロナウイルス対策のマニュアルを作成している。LGツインズで2年目のシーズンを迎えるケーシー・ケリー投手は開幕に向け「他のチームと対戦するのは素晴らしい気分だね。シーズンがもうすぐ開幕することが分かるとなると、それも本当にワクワクするね」と語っている。

 韓国では新型コロナの新規感染者が1桁台を記録するなど、感染者数の増加が抑制されていることを受け、制限の一部が緩和されプロ野球も無観客で開催されることになった。

 元エンゼルスで今季からロッテジャイアンツのバッテリーコーチを務めるハンク・コンガー氏は「ここの人たちは、大半が比較的普通の生活を送っている」と、現在の状況を説明。球場への行き来はマスクの着用が義務付けられ、球場入り口では赤外線スキャナーで体温チェックが行われるなどコロナ対策は徹底されているという。

 記事ではコンガー氏が昨年11月に結婚し、今年3月半ばに奥さんがカリフォルニアのオレンジカウンティに戻ったことに言及。新婚早々に離れ離れになってしまったが「結果的に僕はより安全な国にいることができた。彼女は(オレンジカウンティの)家から出られない状況なんだ」と複雑な心境を口にしている。

(Full-Count編集部)

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