菊池雄星は「信頼できる投手に変貌を遂げるか」 米アンケートにファンの回答は?
米メディア「ジ・アスレチック」がマリナーズファンに読者アンケートした
マリナーズの菊池雄星投手は真価の問われるメジャー2年目となりそうだ。米メディア「ジ・アスレチック」はマリナーズファンに読者アンケートを募り、このほど調査結果を発表。「ユウセイ・キクチはシアトルで信頼できる投手に変貌を遂げるだろうか?」との5段階評価の質問には、半数近い410人が「3」と回答をした。
同メディアはマリナーズに関する質問をファンにぶつけ、A~F、1~5で回答を求めた。菊池に関しては5段階で評価を求めた。つまり、「菊池は必ず信頼できる投手に変貌を遂げる」は「5」、「菊池は信頼できる投手には全くならない」が「1」となるが、850人の回答は「3」が48.2%(410人)、「4」が26.8%(228人)、「2」が20.8%(177人)、「1」が2.5%(21人)、「5」が1.6%(14人)だったという。
菊池は昨季32試合登板し、6勝11敗、防御率5.46。開幕から6戦目となった4月20日の敵地・エンゼルス戦でメジャー初勝利。8月18日の敵地・ブルージェイズ戦ではメジャー初完封を飾った。マリナーズ番、コレー・ブロック記者は「皆さんのうちの50%近くは、1シーズンプレーしたばかりのユウセイ・キクチに関してどう判断していいかをはっきりとわかっていない。それは妥当なことだ。彼は2020年、そしてそれ以降も成長していくと私は思っている。(菊池について判断するには)更に様子を見る必要がある」とした。
マリナーズは18年オフに多くの主力選手を放出し、多くの若手有望株を獲得。昨季は地区最下位に沈んだが、チーム再建の真っ只中だった。852人が回答した「チーム再建努力に関する満足度」には「4」が42.1%(359人)、「5」が6.6%(56人)となり、半数以上のファンがチーム再建を支持。今季のマリナーズへの「興奮度合い」については、847人が回答。「3」が30.8%(261票)でトップだった。
大リーグは新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が大幅に延期となっている。2年目の菊池がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか待ちたい。
(Full-Count編集部)