サイン盗みRソックス前監督の“安堵”声明にファン激怒「インチキ野郎」「卑劣な奴」
レッドソックス前監督コーラ氏への処分は1年間の職務停止のみ「ホッとしました」
レッドソックス前監督のアレックス・コーラ氏は22日(日本時間23日)、一連のサイン盗みを受け声明を発表した。米スポーツ局「ESPN」を通じて、「2018年、2019年に私がレッドソックスのメンバーであった時、MLBの規則を破っていなかったという結果が公表されてホッとしました。コミッショナーがレッドソックス監督としての私の行動を詳しく調査してくださったことに感謝しています」とコメントした。
17年アストロズのベンチコーチ時代にサイン盗みの首謀者だったコーラ氏は、1月にレッドソックス監督を退任している。MLBから発表された今回の処分は17年アストロズのベンチコーチ時代の処分として1年間の職務停止処分を科されただけだった。
「2017年にアストロズでMLBの規則を破ったことについて、他のアストロズの選手と共に私は全ての責任を負います。2017年に球団全体で取った行動は許されることではありません。私の過去の行動について、コミッショナーが私に科した処分を受け入れます。この調査の間を通して、私をサポートしてくれた家族や友人、レッドソックスの球団に感謝します」
「最後に、もっと深刻な問題についてですが、全てのファーストレスポンダー、医療従事者、エッセンシャルワーカーの方々、そして、COVID-19で愛する人を失った方々のことを心から祈っています。このような大変な時には、お互い助け合う必要があります」
コーラ氏の謝罪コメントを紹介した米スポーツ局「ESPN」のツイッターにはファンから不満の声が殺到した。「インチキ野郎!」「彼のやったことが、暴露されなかったから『安堵している』のだろう」「アストロズも、レッドソックスも、この調査も、何も信じられない」「インチキのあとは嘘か」「卑劣な奴」「こんな奴のことは、どうでもいい」。多くのファンがコーラ氏の「安堵しました」発言に納得していないようだった。
(Full-Count編集部)