台湾女子プロソフトが野球に続き“世界最速”開幕 開催地市長「素晴らしい快挙」
4月25日に台中市萬壽棒球場で開幕戦を含む3試合が行われた
新型コロナウイルス感染拡大の影響で日本やMLBが開幕を延期するなか、“世界最速”で開幕した台湾プロ野球。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)ではこれに続き、台湾女子プロソフトボールリーグが開幕したと発表した。
WBSCは「女子プロソフトボールのシーズンが台湾で開幕」との見出しで、5度目のシーズンが4月25日に開幕したことを報告。台湾プロ野球に続き「台湾女子プロソフトボールリーグは、世界で1番目に2020年シーズンが開幕したプロソフトボールリーグだ」と紹介した。
レギュラーシーズン前半戦は6月21日まで行われ、その間40試合を消化。後半戦は8月8日から10月11日まで開催される。また、政府からの指示により、当面の間すべての試合は無観客で行われるといい、開催地・台中市の盧秀燕(ロ・シュウエン)市長は「台中市でソフトボールシーズンを開幕できることは、(新型コロナウイルスの)大流行の防止にむけて我々が素晴らしい快挙を成し遂げたことを表しています」と話した。
台湾女子プロソフトボールリーグは2016年に創設され、創設当初の4チームから現在は5チームに拡充。台中市萬壽棒球場で行われた開幕戦では前年度王者の新世紀黄蜂が新力旺旺獅に9-8で逆転勝利を収めている。
(Full-Count編集部)