大谷は「生涯で見た最高の選手」 通算251勝サバシア絶賛「他に出来る奴いる?」
CC・サバシアが二刀流・大谷を賛辞「これまでの人生で見た中で最高の野球選手」
インディアンス、ヤンキースなどで通算251勝を挙げ、昨季限りで現役引退したCC・サバシア氏が自身のポッドキャスト「R2C2 is UNINTERRUPTED」に登場し、エンゼルス・大谷翔平投手について「これまで見た最高の野球選手」と絶賛した。米紙「ニューヨーク・ポスト」が伝えている。
通算251勝、3093奪三振を記録したレジェンド左腕が二刀流・大谷を大絶賛だ。
「これを言ったらみんな笑うけど、オレはこう言い続けている。これまでの人生で見た中でショウヘイ・オオタニが最高の野球選手だってね」
「冗談だろうって。だって、オオタニはボールを900フィート(約274.3メートル)飛ばすことができて、マウンドでは99マイル(約159キロ)を投げる。他に出来る奴がいるかい? 他に誰かやってる奴がいるかい? メジャーリーグレベルで、それが出来るのは彼以外、誰もいない」
サバシアは2007年にサイ・ヤング賞に輝き、2009年にはヤンキースでワールドシリーズを制覇。オールスターにも6度出場しており、これまでヤンキースでは通算3465安打のジーターや通算696本塁打のロドリゲス、通算652セーブのリベラらとプレー。エンゼルスのトラウトやプホルスらとも対戦し、歴代1位の通算762本塁打を記録したボンズの現役時代にもプレーしている。
サバシアのいたヤンキースも2017年オフの大谷の獲得争奪戦に名乗りを上げていたが、交渉にも進めなかった。それでも、サバシアは大谷のエンゼルス入りを支持。ヤンキースのような球団だと投打どちらかを選ぶように言うだろう、と話したという。
18年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた大谷は現在、本拠地エンゼル・スタジアムでリハビリ中。エプラーGMは26日(日本時間27日)に実戦形式の練習で登板することが間近と明らかにした。レジェンド左腕の称賛は、今季中の二刀流復活を目指す25歳の大きな励みとなるに違いない。
(Full-Count編集部)