北海道ベースボールリーグ、21年以降にチーム数拡大へ 来季はプロ契約も導入

北海道ベースボールリーグは8月10日にトライアウトを行う【画像提供:北海道ベースボールリーグ】
北海道ベースボールリーグは8月10日にトライアウトを行う【画像提供:北海道ベースボールリーグ】

今年開幕予定の「北海道ベースボールリーグ」、来季以降に石狩市、砂川市が参入

 今季2チームで開幕予定の「北海道ベースボールリーグ」が8日、美唄市内で記者会見を行い、リーグの現状と新規参入チームについて発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大により、5日2日に予定していた開幕は延期となった。ただ「レラハンクス富良野BC」(富良野市)の選手17人と「美唄ブラックダイヤモンズ」(美唄市)の14人は活動を続けている。介護施設や農家などでアルバイトをしながら練習しており、出合祐太代表は「状況が良くなれば、すぐに始めて、地域の方に元気な姿を見せたい」と力を込めた。

 この2チームに加え、来年は「石狩レッドフェニックス」(石狩市)の参加が決まった。さらに「砂川ドリームリバーズ」(砂川市)も準備を進めており、22年以降に参加を予定しているという。

 この日は、3チームに拡大する来季に向けて8月10日に美唄市営球場でトライアウトを行うことも発表した。対象は21年度に16歳以上になる男女で国籍は問わない。来季は契約形態を育成枠、専属選手枠、プロ契約枠の3カテゴリーに分類。育成と専属選手は、地元で働きながらシェアハウスで共生する。

プロ契約の対象は「技術、能力、情熱を活かし、野球を通じて北海道地域に活力を与えれる人」

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