元ロッテ右腕がメジャーで有名な“一発屋”に選出「信頼できる救援になっていたが…」
2018年にロッテでプレーしたタナー・シェッパーズ投手、レンジャーズの“一発屋”として紹介
どの業界でも一時的に活躍することを“一発屋”と呼ぶことがある。カナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」は過去20年に絞ったア・リーグの“一発屋”を特集。レンジャーズではロッテでもプレーしたタナー・シェッパーズ投手が選出されている。
MLBの歴史では、素晴らしい1シーズンで球界を沸かせた選手も少なくない。野球界では「3年やって一人前」という言葉をよく聞くが、記事でも「メジャーリーグで成功したというには1シーズンの活躍だけでは不十分」と伝えている。
有名な“一発屋”として紹介されたア・リーグの中で2018年にロッテで25試合に登板し1勝3敗、1セーブ9ホールドをマークしたシェッパーズがレンジャーズ部門で選出されている。
シェッパーズはメジャー2年目の2013年に76試合に登板し6勝2敗、1セーブ27ホールド、防御率1.88をマーク。リリーフエースとして期待されたが、その後は成績が低迷し2017年にFAとなり同年オフにロッテに移籍。
記事では「思い出せないかもしれないが、シェッパーズはメジャーリーグでの2年目のシーズンに早々と信頼できる救援投手になっていたが……」と評価する一方で「しかし、その後リリースされるまでの次の4シーズンで彼はたった74イニングを投げ、防御率は6.57という虚しさだった」と指摘している。
シェッパーズは昨季、米独立リーグ・アトランティックリーグ「ロングアイランド・ダックス」に移籍したが8試合の登板に終わり解雇されている。
(Full-Count編集部)