鷹・松田宣、無観客でも「熱男」やります! 試合数減でも「30本目標」
自主練習期間にはひたすらマシンを打ち込む新たな取り組み
ソフトバンクの松田宣浩内野手が16日、本拠地PayPayドームで自主練習を行い、その後、オンライン会見に応じた。前日からユニホーム着用での自主練習を開始し「昨日から戦闘服を着て練習できているのは進んだところかなと思います。1か月短パンTシャツのラフで練習していたので、ユニホームって重いんだなと思いました。これで1つギアが上がったんじゃないかと思います」と語った。
明日17日に37歳の誕生日を迎える松田宣。この自主練習期間で新たな取り組みを行ったことを明らかにした。グラウンドでのフリー打撃を一切行わず、室内での打撃ケージ内でひたすらマシンを打ち込んできたという。そこには松田宣なりの考えがあった。
「自主練習期間が長いということで新たな試みも大事かなと。グラウンドで打つと、飛距離を見てしまったり、オーバースイングになりがち。そうならないようにコンパクトに意識してやってきた。オーバースイングがダメ。タイミングよく合わせてコンパクトに振るのが1番大事だと思います」。15日から始まった今クールから打撃投手相手のフリー打撃を開始。「コンスタントに打球飛ぶ。1か月練習してきて良かったなと思います」と、その成果も感じている。
ようやく6月中旬の開幕が見えてきたプロ野球。開幕当初は無観客開催となる見込みだが、松田宣は「今年も30本『熱男!』をするつもりで準備している。無観客でも関係なく、1本でも多く『熱男!』をできるようにやっていけたらいい」と、無観客でも構わず、ホームランパフォーマンスの「熱男!」を行うことを宣言。「試合数が減るかもわかりませんけど、30本を目標にやっていけたらいいかなと思います」と語り、“30熱男”を目標に掲げていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)