新型コロナ感染の元MLB監督ハウ氏が退院「少しだけ回復した」 新庄、松井稼を指揮

アスレチックス、メッツなどを率いたアート・ハウ氏【写真:Getty Images】
アスレチックス、メッツなどを率いたアート・ハウ氏【写真:Getty Images】

新庄剛志、松井稼頭央を指揮したアート・ハウ氏は新型コロナ陽性で集中治療室で治療していた

 アストロズ、アスレチックス、メッツで監督を務め、新型コロナウイルス陽性と判明して集中治療室で治療していたアート・ハウ氏が退院した。大リーグ公式サイトが伝えた。

 73歳のハウ氏については、米複数メディアが14日(日本時間15日)に新型コロナウイルス陽性で集中治療室で治療していると伝えていた。ハウ氏は「この約5日間はとにかく長かった。ようやく少しだけ回復している。家に戻れることは良いことだし、このまま引き続き回復できればいいなと思っている」とコメント。今後2週間は自宅で隔離措置が取られる。

 ハウ氏は89年からアストロズ監督を5シーズン務め、96年からアスレチックス監督に就任。ビリー・ビーンGMの“マネー・ボール”で、00年から3年連続でポストシーズンへ導いた。03、04年はメッツ監督。通算2266試合で1129勝(1137敗)を挙げた。アストロズ監督時代にはクレイグ・ビジオ、ジェフ・バクウェルの米殿堂入り選手を育て、メッツ監督時代には新庄剛志、松井稼頭央を率いた。現役時代はパイレーツ、アストロズで通算11年間プレーし、682安打、43本塁打を記録した。

(Full-Count編集部)

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