【球界名場面】ビジターでサヨナラアーチ? 日没コールドを呼んだ西武森に「さすが天才」
真夏の北海道・釧路で起こった非常に珍しい日没コールドゲーム
新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となっている日本のプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeで公開されている動画の中から、特に印象的な名場面を振り返ってみたい。
2019年8月28日、釧路で行われた日本ハム対西武の一戦。8回表、先頭打者の西武・森友哉が初球を捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。18号ソロに満面の笑顔でベンチに帰った森だが、なにやら審判団の様子がおかしい。
中堅手の日本ハム・西川が夕暮れの曇天に打球の行方を見失っていたとして、試合続行は困難と判断。午後4時21分、森球審により非常に珍しい日没コールドが宣告された。本塁打も消えたかと誤解し悔しげな表情で頭を抱え後方にひっくり返った森。その後に記録は残ると知り、ホッと安堵の表情を浮かべた。
滅多にお目にかかれない結末に、ファンも「8回表サヨナラホームラン。なんというパワーワード…」、「ビジターでサヨナラホームラン打つとかさすが天才森友哉」、「天才すぎて8回表サヨナラホームランで終わらせる男」、「ビジターチームがサヨナラホームラン打ったの初めて見たわ」、「さよならホームラン(日没)」、「サンセット(日没)でゲームセット」と大盛り上がりだった。