オリ福田、昨季リーグ2位タイ30盗塁も出塁率に焦点 「そうすれば自然と回数が」
昨年はリーグ2位タイの30盗塁をマーク
オリックスの福田周平内野手が22日、京セラドームで行われた1軍野手練習後にオンラインでの取材に応じた。昨年はリーグ2位タイの30盗塁をマークしたが「盗塁にこだわりなく、出塁して塁に出ること」と出塁率アップを掲げた。
今季は開幕が延期となり、試合数は通常のシーズンよりも減少することが確実。昨年は盗塁王を獲得した西武金子侑司に次ぐ30盗塁をマークしており、今シーズンも盗塁王争いに期待がかかるが「盗塁にこだわりはなくて、それよりも出塁して塁に出ること。ヒット、四球で上げていく。そうすると自然に(盗塁を)やれる回数が増えてくる」と語った。
18年は.340、19年は.342とプロ入り後は安定した出塁率を誇るだけに、今季も塁に出ることが自身の役目と理解している。
オフシーズン、キャンプで精力的に取り組んだ筋力トレーニングも維持しているようで「どの場面で体の強さは大事。打撃、走塁とシーズンは長いので出力を高めることが必要、いかにして爆発力を出せることが大事。飛距離も出てくるが、そこにこだわらない。バットを出すのに出力は大事。リラックスした状況でもボールをしっかり捉えられる」と、トレーニングの意図を説明していた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)