61歳元ロッテ・フランコ氏、独特な打撃フォーム健在 豪快スイングにファン「素晴らしい」
メジャー通算2586安打、独特な打撃フォームでロッテの人気選手だったフリオ・フランコ氏
還暦を超えても日本の野球ファンを沸かせた打撃フォームは健在だった。メジャー通算2586安打を放ち、日本では独特な打撃フォームでロッテの人気選手だったフリオ・フランコ氏の豪快な打撃動画が話題になっている。
現在、61歳のフランコ氏の打撃に注目したのは米メディア「ジ・アスレチック」の記者を務め、現在は韓国ロッテの球団職員のキム・スンミン氏だった。自身のツイッターで「現在61歳のフリオ・フランコは80マイル後半(約140キロ)の直球に少し振り遅れている」とコメントを添え、動画を公開している。
野球場で左投手を相手に打席に入ったフランコ氏は現役当時と変わらない打撃フォームで豪快なスイングを披露。直球に振り遅れてはいるものの、61歳とは思えない程のスイングを見せている。
日米で愛され、韓国ロッテでも打撃コーチを務めるフランコ氏の打撃にファンも「バットの軌道が素晴らしく見える」「私が見た中で最も強靭な選手の一人」「これは楽しそう」「彼は野球から次のステージに進む準備はできていないようだ。素晴らしい」「キング」と大絶賛。
フランコ氏はインディアンス、レンジャーズなどで活躍し、40歳後半までメジャーリーグでプレー。23年間で計2586安打を放った。1995、98年に所属したロッテでも人気プレーヤーとしてファンに愛された。BCリーグ石川で現役復帰を果たすなど年齢を感じさせない活躍を見せていた。衰えを知らないフランコ氏。再び、現役復帰の声も聞こえてきそうだ。