減俸拒否のCY賞スネルと電撃タッグ 超大物代理人ボラス氏興奮「ワクワクだ」
18年サイ・ヤング賞スネルがボラス氏が運営する事務所と契約した
最恐タッグ? レイズのブレイク・スネル投手が、超大物代理人スコット・ボラス氏が運営する「ボラス・コーポレーション」と契約したと米メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。
27歳のスネルは18年に21勝、防御率1.89をマークしてサイ・ヤング賞を受賞。19年から5年総額5000万ドルの複数年契約を結んでおり、23年オフにFAとなる。同メディアは「彼が集中していることは次の契約のことであり、将来の為に最高の契約を手中に収めたいと考えている」と左腕の狙いを解説した。
大リーグ機構は7月4日(日本時間5日)に無観客開幕を目指す開催案で選手会と協議を続けている。両者は試合数に比例して年俸を支払う案で3月に合意していたが、MLB側は新たな年俸案を提示し、スネルは「僕が減俸を受け入れることは現実に起こらないと思う。リスクが非常に高いからね。僕は給与をもらう必要がある。給与が支払われないなら、プレーしないよ」などと発言。年俸削減案に反発する選手会の急先鋒となっている。
昨オフにまとめた契約が1000億円を超えたボラス氏はフィリーズのハーパー、ヤンキースのコール、カブスのブライアント、レッドソックスのマルティネス、ドジャースのベリンジャーら多くの大物選手を顧客として抱えている。ボラス氏は「スネルの代理人を務めることにとてもワクワクしている。彼はエリートな才能だ」とコメントしている。
(Full-Count編集部)