ロッテ鳥谷、対戦したい投手は「藤浪選手」 阪神との日本S実現へ意欲「最高な話」【後編】
「マリーンズで、チームに貢献している姿を見せることが1つの恩返しだと思っています」
――子供の時の得意な科目を教えてください。
「体育以外にはありません! 勉強は結構、ダメでした。5段階で体育以外はオール3以下だったと思います」
――牛丼、かつ丼、親子丼だとどれが好きですか?
「かつ丼!」
――カレーとハヤシライスは?
「カレーライス!」
――ステーキとハンバーグは?
「ステーキ!」
――新型コロナウィルスにより様々な問題が起きています。コメントをお願いします。
「見えない敵と戦うというのは非常に難しい事だと思います。大変な中で大事なのはやっぱり自分が今、出来ることを探す事。この状況で出来ることを見つけることではないかなと思います。外に出られない中で家で何が出来るか。ボクもマリーンズに入る前に練習をする場所もなければ、相手もいない時期を過ごしました。その経験は自分にとって大きかった。その限られた条件の中で何が出来るか、自分のベストは何かを常に自問自答をしていました。もちろん、このコロナで味わっている苦しい状況とは違いますが、『今、なにが出来るか?』という事を考えて行動に移す事は大事かなと思います。最悪の中でなにが出来るか? 何をしたか? それを考えるだけでも今後に繋がると思います。確かに難しい状況で困難な日々ですが、是非これを力に変えて、今後の人生の糧にして欲しいと思いますし、自分はそうありたいと思います。この経験が今後に生きることがあると思っています」
――そういう意味では本来は交流戦期間中。甲子園での阪神戦だったが?
「マリーンズで、チームに貢献している姿を見せることが1つの恩返しだと思っています。自分のプレーをする姿をお世話になった方々にお見せしたい。裏方、スタッフの皆様など多くの支えがあって、阪神タイガースの鳥谷敬が作り上げられた。そういう人たちの刺激となるようなプレーをグラウンドでお見せしたい。確かに交流戦はなくなり残念ではありますが、違う形での対戦はある。それは日本シリーズ。そのためにはまずマリーンズがパ・リーグで勝って、セ・リーグの勝者と闘う事が出来るチャンスを掴む。その相手が阪神タイガースという思い出の沢山詰まったチームであれば、こんな最高な話はないと思っています」
――ちなみにドラえもんを描いてもらうことは出来ますでしょうか?
「え、なんですか? それ。聞いていないなあ。前もって言ってくださいよ。練習をしてきたのに。子どもには描いてあげていましたけど……」
(Full-Count編集部)