メキシカンリーグ、開幕日は8月8日 有観客試合OK、元巨人の高木勇人が参戦へ
試合数は102→48、メキシコ王者決定シリーズは11月2日から行われる
メキシカンリーグは28日(日本時間29日)、新型コロナウイルスの影響で延期されていた今季の開幕を8月7日(同8日)とすることを発表した。同リーグは南北各リーグに8チームずつ、計16チームで行われるが、今季のレギュラーシーズンは当初予定されていた102試合から48試合に縮小。交流戦も行われない。
レギュラーシーズンが終わるのは10月1日。プレーオフに進出するチーム数についてもレギュレーションが変更され、当初予定されていた16チーム中8チームから12チームへと変わった。南北両リーグの王者同士が対戦するセリエ・デル・レイは11月2日に開幕予定。観客も入れて試合を開催する見通しだ。
今季、同リーグでは元巨人、西武の高木勇人投手が昨年の南地区王者、レオネス・デ・ユカタンに所属。元ルートインBCリーグ武蔵の安河内駿介投手が練習生としてヘネラレス・デ・ドゥランゴのキャンプに参加していた。高木は現在もメキシコに残って自主トレ中。安河内は一旦、日本に帰国している。どのチームもまだ練習は再開していない。
同リーグは当初、4月6日に開幕し、9月上旬にプレーオフも含めた全日程を終える予定だった。だが、リーグ閉幕が2か月先になったことで、10月中旬に予定されていた同国のウインターリーグの開幕も遅れる模様。同国では夏のメキシカンリーグに所属する選手の約半数がウインターリーグでもプレーしており、時期が重複するとチーム編成に支障が出てくるためだ。
メキシコでは28日現在、新型コロナウイルス感染者は8万1400人、死者数は9044人。致死率は11%と他国よりも高く、死者数は世界で8番目に多い。新規感染者数も現在も増え続けており、この日の新たな感染者数は3377人にのぼっている。
(Full-Count編集部)