ホークス二保、2日オリックス戦に先発 「結果を残すしかない、1点もやらないつもり」
18日に30歳「先輩として自覚ある行動を」
ソフトバンクの二保旭投手が2日に行われるオリックス戦(京セラドーム)に先発する。移動前にPayPayドームで練習を行った右腕は、練習後にオンライン会見で意気込みを語った。
対外試合の初戦を託された右腕は「プレッシャーはないし、普通の1試合として投げますよ」と気負うことなくマウンドに上がるつもりだ。それでも「(登板の)テーマどうこうよりも結果を残すしかない。1点もやらないつもりで投げます。内容も大事ですが今は結果にこだわりたい」と、強い気持ちは忘れない。
活動休止の自粛期間は「僕は野球しか取り柄がないのでストレスが貯まりました」とし、「こうして明日からみんなと野球ができることが幸せだし、楽しみでしかない。まあ、(自粛期間で)メンタルは鍛えられましたね」と笑う。
18日には30歳の誕生日を迎えたが「誕生日は親に感謝する日だと思っているので、特別なものはないけど、年下の子も増えてきたので先輩として自覚ある行動をして、ひっぱっていけたらと思います」と少し控えめに語った。
「今年は先発として調整させてもらっているので、気持ち的には(去年と)まったく違う。このまま結果を出し続ければ開幕ローテも見えてくる。そこを全力で目指したい」と、結果にこだわる理由を口にした。工藤公康監督によると、2日は4イニングを目安に投げる予定。右肘の手術で長期間のリハビリを体験した苦労人は、開幕ローテを勝ち取るために猛牛打線に挑んでいく。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)