ダルビッシュの6年135億円契約は吉か凶か 海外メディア「報われる可能性もある」
カブス全体では世界一に輝いた2016年以降「期待に応えられていない」と厳しい評価
長期契約は吉と出るか凶と出るか。カナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」が、MLB各球団の契約内容を評価する特集記事を掲載。カブスについては、ダルビッシュ有投手との6年1億2600万ドル(約135億円)の契約を不確定要素として挙げている。
記事では2016年の108年ぶりのワールドシリーズ制覇に触れつつ「それ以来カブスは期待に応えられていない」とし総合評価は「D」。一方、ダルビッシュとの長期契約については「報われる可能性もある。彼は昨シーズンの後半戦での活躍はずば抜けていた。そしてクレイグ・キンブレルの3年契約も同じことになり得る」と2011年から4年連続で最多セーブを記録した同僚右腕とともに一定の評価をしつつ、「不確実なものではある」とも指摘している。
そのほか、評価するうえで「プラス」に働く点として、2018年にコール・ハメルズ、2019年にニコラス・カステヤノスをトレード期限目前で獲得したことを挙げた。そして「マイナス」要素としては、大谷翔平投手の同僚で昨年オールスターにも選ばれた(怪我で欠場)トミー・ラステラを2018年オフに放出したこと、2017年12月にFAのタイラー・チャットウッドを3年3800万ドルで獲得したことなどが挙げられている。
また、レッズについても、総合評価を「B」としながら秋山翔吾外野手の3年2100万ドルの契約は「今後の活躍次第」と評価を保留している。
(Full-Count編集部)