オリ山岡&巨人菅野は上々、西武ニールは課題… 12球団開幕投手の調整は順調か?

40歳で開幕投手を託されたヤクルト石川も順調か

 12球団の開幕投手で先陣を切って調整登板のマウンドに上がったのは巨人の菅野。練習試合が始まった2日の西武戦に先発すると、4回を投げて2安打、5つの三振を奪う好投を見せて順調な調整ぶりを披露した。球数は47球と少なく、残りの練習試合期間で1、2試合程度、登板するのだろう。続いて登板したのは中日の大野雄。4日のヤクルト戦で3回を投げて、こちらも2安打無失点と好投し、調整は順調か。

 開幕までちょうど2週間となる5日にはセ・リーグで4投手が調整登板した。40歳で開幕投手を託されるヤクルトの石川は5回を投げて、巨人打線をわずか2安打に封じる貫禄の投球。広島の大瀬良も4回を投げて6つの三振を奪う内容で状態は問題なさそうだ。

 阪神の西はソフトバンク戦に登板して5安打2失点。柳田に低めのボールをスタンドに運ばれる一発こそ食らいはしたものの、内容としては悪くなく、しっかりと調整進んでいるだろう。少しばかり不安を残したのはDeNAの今永。初回にいきなり王柏融に一発を浴びるなど3点を失った。ただ、2回、3回は3人で片付けており、久々の対外試合登板だったことも影響したようだ。

オリックスの山岡は早くも7回を投げてわずか1安打の好投

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