オリ山岡&巨人菅野は上々、西武ニールは課題… 12球団開幕投手の調整は順調か?

オリックスの山岡は早くも7回を投げてわずか1安打の好投

【パ・リーグ】
西武:ザック・ニール投手
5日中日戦 5回9安打(2被本)1四球1三振5失点 83球

ソフトバンク:東浜巨投手
6日阪神戦 3回8安打(2被本)1四球4三振4失点 75球

楽天:則本昂大投手
5日ロッテ戦 3回3安打(1被本)1四球0奪三振1失点 43球

ロッテ:石川歩投手
6日楽天戦 3回3安打0四球2三振0失点 45球

日本ハム:有原航平投手
5日DeNA戦 3回2安打3四球2三振0失点 49球

オリックス:山岡泰輔投手
5日広島戦 7回1安打1四球5三振0失点 81球

 パ・リーグでは5日に4人、6日に2人の開幕投手がマウンドに上がった。その中で圧巻だったのはオリックスの山岡だ。5日の広島戦で先発すると、再開された対外試合では初登板だったにも関わらず、7回まで投げて、わずか1安打に封じる快投。球数も81球となっており、次回の登板で100球程度を投げれば、開幕に向けて万全の状態を整えられるだろう。

 楽天の則本昂は5日のロッテ戦で先発して3回を投げて、3安打1失点とまずまず。新たな投球フォームも披露した。次回登板で7、80球以上を投げて開幕に向けて仕上げることになるだろうか。一方で、日本ハムの有原はDeNA戦で3回無失点ながら、3四球と制球面に課題。西武のニールは中日を相手に2本の本塁打を浴びるなど9安打で5失点と不安を残す内容となった。

 6日にはロッテの石川、ソフトバンクの東浜が登板。石川は楽天戦で3回を投げて3安打無失点とまずまず。東浜は2本の本塁打を浴びるなど、阪神打線に8安打を許して4失点。3回までに75球を要して、課題を残す結果となっている。

 一通り各開幕投手たちは対外試合に登板した。6月19日の開幕戦まで調整登板はあと1回、ないし2回あるかどうか。わずか2週間しかない対外試合登板で、開幕に向けて調整するのは難しいもの。残る試合でどれだけ仕上げられるか。それぞれの調整に注目だ。

(Full-Count編集部)

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