“大魔神”佐々木氏がマリナーズ歴代クローザー2位に選出 MLB公式「エグいスプリット」

マリナーズなどで活躍した佐々木主浩氏【写真:Getty Images】
マリナーズなどで活躍した佐々木主浩氏【写真:Getty Images】

佐々木氏は2018年57セーブを挙げたエドウィン・ディアスに次ぐ第2位に選出された

 MLB公式サイトは「マリナーズの歴代救援トップ5」を特集。移籍初年度の2000年に新人王獲得、2001年から2年連続でオールスターに選出された“大魔神”こと佐々木主浩氏が2位に選出された。

 佐々木氏は1999年オフにFA権を行使して3年総額1200万ドル(約12億円)プラス出来高でマリナーズに入団。MLB初年度の2000年から守護神に定着し37セーブ、防御率3.16で新人王を獲得すると、翌2001年に45セーブ、防御率3.24、2002年には37セーブ、防御率2.52の記録を残し2年連続でオールスター出場を果たした。2003年に怪我に悩まされ、1年850万ドル(年俸800万ドル+出来高50万ドル)の契約が残っているにも関わらず帰国。マリナーズでの通算セーブは球団記録の129、デビューイヤーの37セーブは2010年にレンジャーズのネフタリ・フェリスが40セーブを記録するまでルーキーのMLB記録だった。

 佐々木氏は2018年にシーズン最多57セーブを挙げた現メッツのエドウィン・ディアスに次ぐ第2位にランクイン。MLB公式マリナーズ番のグレッグ・ジョンズ記者は「エグいスプリットと90マイル台中盤(約153キロ)の直球を駆使し、この6フィート4インチ(約193センチ)、210ポンド(約95キロ)の右腕は2000年に37セーブ、防御率3.16とし、ア・リーグ新人王に輝いた」とその活躍を称えている。

 MLBでも“Daimajin”の異名で親しまれた佐々木氏。その功績は今も多くのファンの記憶に刻まれているようだ。

(Full-Count編集部)

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