エンゼルスのドラ1は最速151キロ左腕 大谷とのプレー心待ち「楽しみにしている」
エンゼルスはルイビル大のリード・デトマーズ投手を指名
MLBドラフトは10日(日本時間11日)にスタートし、この日は1日目が行われ1巡目37選手が指名された。全体1位指名権を持つタイガースはアリゾナ州立大のスペンサー・トーケルソン内野手を指名。大谷翔平投手が所属するエンゼルスは最速94マイル(約151キロ)を誇るルイビル大のリード・デトマーズ投手を指名した。
デトマーズは最速94マイル(約151キロ)を誇る左腕で、カーブ、チェンジアップを武器にする先発タイプ。グレンウッド高校時代の2017年にもブレーブスから32巡目指名を受けたが大学に進学。2019年の日米大学野球選手権で来日し、侍ジャパン大学日本代表と対戦した。
エンゼルスから1位指名を受けたデトマーズは取材に応じ「とても嬉しくて心がいっぱいになったよ。いろんな感情が…でも色々ありすぎてあまり覚えていないっていうのも事実。でも、たくさんハグをして一生思い出に残る日になったよ」と喜びを口にした。
自身のツイッターでは来日した際の日本代表選手との写真も公開しているが「日本での経験はとても印象的だった。スペシャルだったからずっと覚えていると思う。野球というゲームや日本の文化を学んだよ。こっちとは全然違うね。だから違う経験が出来て本当によかったし、恵まれていたと思う」と語った。
大谷翔平とチームメートになるが「すごくいい気持ちだよ。チームメートでプレーするのを楽しみにしているよ」と心待ちにしている様子だった。
スカウト部長のマット・スワンソン氏も「洗練された左腕であり、大学野球で非常に素晴らしい実績を残しています。まさに我々のシステムでプレーしてほしいタイプの選手です」と絶賛していた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)