15歳“スーパー中学生”が衝撃156キロ! MLBイベントに現れた剛腕に「アメイジング」
ドミニカ出身のスターリン・カスティーヨ投手が15歳で156キロをマーク
【球界名場面番外編】
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕延期中のプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは番外編として、日本以外の名場面を紹介する。これを見て、少しでもファンの方々が心を癒していただければ幸いだ。
15歳で156キロをマークする“スーパー中学生”が全米を沸かせた。
海外選手を発掘するためにMLBが主催するイベント「MLB International Showcase」。メジャーデビュー前に6年4300万ドルの大型契約をホワイトソックスと結び、メジャー昇格1年目に31本塁打を放った超有望株のイーロイ・ヒメネスらが参加したことでも知られている。そして2018年2月に行われた同イベントで衝撃の投球を披露したのが、当時15歳でドミニカ出身のスターリン・カスティーヨ投手。この時の投球動画を米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」公式YouTubeが公開している。
連打を浴び、制球面など粗削りな部分もあるが常時90マイル以上(約145キロ)をマークする本格派右腕。このショーケースではボールにはなったが、97マイル(約156キロ)を記録しスカウト陣から注目を集めことに。スーパー中学生の衝撃投球にファンを驚きの声を上げていた。
「たった15歳? たぶん既に17歳かもね…」
「15歳で85マイルを出すのもアメイジングだけど、この若者はコンスタントに90マイル出ているね」
「素晴らしいけど、彼にとってはスピードよりコントロールの方が大事だ」
「球は速いけど、(制球力が)荒れているね」
日本では森木大智投手(現高知高校)が中学時代に150キロを投げ話題になったが、カスティーヨはそれを超える最速156キロと驚愕の数字を叩き出した。カスティーヨはその後、2018年7月フィリーズとマイナー契約を結び、現在はフィリーズ傘下1A・ショートシーズンのウィリアムズポートに所属している。