五輪主役は巨人坂本 米メディアは大谷以上の人気誇る「日本のジーター」と紹介
昨季まで巨人で同僚のマシソンが坂本を絶賛、日本代表には発破をかけた
マシソンは「デレク・ジーターの全ての要素がサカモトにはある」、「彼は最大のリーダーだ。みんな彼のことを尊敬している」と古巣のキャプテンを称賛。その他、坂本がリトルリーグ時代に田中とバッテリーを組んでいたことに触れ、日本では現エンゼルス・大谷翔平投手よりも人気があると指摘した。
「もし、彼らが、道を2人で歩いてたら、みんなサカモトに走っていくだろう。80歳の女性でも、7歳の女の子でも男の子でも関係ない。みんな、彼が誰だか知っているよ」とマシソン。坂本がMLBに挑戦しない理由については「これは僕の個人的な意見だけど」と前置きしつつ「彼はメジャーリーグにずっと行きたい、そして、そこで挑戦したいと考えていたと思っている。だけど、彼はそれは出来ないと感じていたのではないかと僕は思う。日本で、彼のような立場にいると、そこを離れるのは難しい」と推測、生涯巨人を貫くだろうとも語った。
さらに、来夏の五輪に向けて「彼らはオリンピックでは、もっとプレッシャーを感じるだろう。勝つことが期待されているから。彼らがベストチームを送ってくることは明らかで、彼らは、メジャーリーガーに対しても十分に戦えることをこれまでに証明している。オリンピックでは、マイナーリーガーが相手だ。もし彼らが負ければ、恥ずかしいことと思われるかもしれない」と日本代表に発破もかけたマシソン。記事では「このグループは過去20年間、毎朝起きて、イチロー、マツイ、ノモを見てきた。彼らは、日本のリーグ史上、最も多くの才能に恵まれたグループだよ」という元ドジャースGM、ダン・エバンス氏のコメントも紹介しつつ「もし彼らが優勝すれば、サカモトは日本の他のレジェンドたちが、誰も手にしていないオリンピックチャンピオンになることができる」と“日本のデレク・ジーター”に期待を寄せている。
(Full-Count編集部)