兵庫高校野球の代替大会に神戸新聞がクラウドファンディングで支援募る 「応援したい」
兵庫県高野連は7月18日から8月7日の日程で「夏季兵庫県高校野球大会」で開催することを発表
新型コロナウイルスの感染拡大で夏の甲子園大会に代わる大会として、兵庫県高野連は7月18日から8月7日の日程で「夏季兵庫県高校野球大会」で開催することを発表。これを受け大会の後援・神戸新聞社は自社のクラウドファンディングで支援を募っている。
夏の集大成に向け練習を続ける球児、それを支える兵庫高野連に向け立ち上がったのは長年兵庫の野球界を応援し続ける神戸新聞社だった。自社グループのクラウドファンディングサイト「エールファンド」で1口5000円の支援を募り、集まった支援金から手数料を除き、兵庫県高野連に寄付する。
神戸新聞経営企画部の小森さんは今回の支援について「クラウドファンディングサイトは地域の頑張っている団体などを応援したいとの思い出でこれまで立ち上げていました。新型コロナによって高校野球がこういった状態になる中、何か役に立つならと思い高野連の方に話しを持ちかけました」と説明。
支援者の名前は出場全チームのメンバーを紹介する神戸新聞のタブロイド紙面に掲載され、後日届けられる予定だ。
今回のクラウドファンディングが成功すれば野球だけでなく、その他のスポーツにも活用することができると考えている。小森さんは「県民や兵庫のOBの方もいますので、呼びかけて少しでも大会の成功に手助けできれば。これまで兵庫に関わってきた恩返し、少しでもいかせて頂ければ嬉しく思います。今回のクラウドファンディングが成功し、他のスポーツにもきっかけになればと思っています」と語っていた。
(Full-Count編集部)