ヤンキースは田中将大を「残留させるべき」 NYメディアが断言、理想は3~4年契約?

「SNY」の結論は「ヤンキースは間違いなくタナカを残留させるべきである」

 その一方で手放すべき理由には「右肘内側側副靭帯の部分断裂が数シーズン懸念されている。手術を必要としておらず、本当の問題とはなっていない」と、加入1年目に負った右肘の故障を挙げている。PRP療法によって復帰し、その後も5シーズンで活躍し続けた田中。記事では「タナカにはヤンキースが懸念し続けなければならない既往歴があり、いずれトミー・ジョン手術を受けることになるかもしれないと球団が考えれば、長期契約は非常にリスクが高い」と指摘されている。

 ただ、記事では「内側側副靭帯がこのまま持つと信頼できるのであれば、ヤンキースは間違いなくタナカを残留させるべきである。ローテーションの中盤に彼のようなイニングを消化できる投手がいることは、どのチームにとっても大きな戦力となる」とし、田中を残留させるべきだと結論づけている。

 また記事では残留に向けた契約条件についても予想。「結論として、前半の年俸を高くした3~4年の前回よりも短い契約がヤンキースにとって理想的であろう。タナカは貴重な選手であり、ヤンキースファンも気に入っている。ブロンクスでキャリアを継続することが適している」とし、3年ないし4年程度の契約で残留することが望ましいと指摘している。ニューヨークでも早くも注目を集めている田中のオフの去就。果たして、右腕はどのような決断を下すだろうか。

(Full-Count編集部)

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