【球界名場面番外編】女子高生が衝撃の132キロ 大学では男子相手に勝利した天才左腕
元アストロズのジョン・フデックを父に持つ、サラ・フデックさんが高校時代に132キロをマーク
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕延期中のプロ野球は6月19日に開幕する。メジャーリーグは未だに開幕が不透明な状況だが、ここでは過去の名場面を振り返り、少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは番外編として、日本以外の名場面を紹介する。これを見て、少しでもファンの方々が心を癒していただければ幸いだ。
米国の女子高校生が132キロの直球を投げ全米から注目を浴びた。元アストロズのジョン・フデックを父に持つ、サラ・フデックさんはジョージランチ高校時代の2014年に132キロ左腕として男子相手にも真っ向勝負。さらに2016年、ボウジャーパリッシュ短大1年では米国の大学野球界で唯一の女子選手ながら勝利投手となったのだ。
米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も、“130キロ左腕”として活躍するサラさんに注目。高校からコミュニティカレッジに進む際、球界で初めて奨学金を受けた女子選手になったことに言及。さらにMLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」も「大学野球で唯一の女子選手が初めての登板試合で勝利する」と大々的に報じていた。
サラさんはその後、ボウジャーパリッシュ短大からルイジアナ大学に編入し女子ソフトボールに転身している。ちなみに、日本では女子プロ野球に所属していた森若菜投手(現エイジェック女子硬式野球)が2018年に128キロをマークしている。