広島堂林の活躍は「ファンの悲願」 カープ女子・うえむらちかが今季の展望語る
入団時から期待されていた堂林に大注目「今年は絶対、堂林がやるけん」
――4月からはRCCラジオで「うえむらちかの鯉スル企画室」という番組がスタート
「広島県民にとってRCCラジオさんは小さいころから聞いているラジオ。野球も全試合中継しているので、車に乗っているときも聞くし、家でも聞く。そこで番組をやらせてもらうというのは1つの夢だったので、それが叶ってめちゃくちゃ喜びました。番組ではグッズや企画の案をリスナーさんから集めて、いいものがあったら実現していくということをしています。“企画室”というタイトルなので、室長として先陣を切って実現していくというスタイルでやっています!
どういう風に実現していけばいいのかというのは、今まではタレントの側だったので最初わからなかったんです。それでもいろんな方からお話を聞いたりしています。実際に、中国新聞さんに作りたい企画を持って行って、『こういうグッズを作ってもらえませんか?』という話からさせてもらったりもしています。『1からどうやってグッズができているのか』というのを勉強させてもらったので、当たり前に今まで使っていたグッズが、こんな感じで企画されて実現して、みんなの手に渡っていたんだなっていうのが分かって。グッズの裏側を伝えられる番組なので、面白いなあと思って楽しんでやらせてもらっています」
――これから先、番組の中で実現したいグッズはあるという
「手洗いうがいグッズを作りたいというのが固まってきたので、それに向けて今動いているところです。広島の企業さんから『コラボしませんか』というお話もきているので、それがうまくいけば、秋までには間に合うようにグッズができるんじゃないかなと思っています!」
――プロ野球の開幕が19日に迫っている。今年のカープをどうみる?
「開幕しないんじゃないかなってちょっと思っていたので、決まってよかったです。でも今年の順位予想はすごく難しい。各球団が今までどういう練習を行っていたかって全部明かされていないし、コンディション不良の人もまだいるし……。でも、その中で公開練習もしていたし、練習も休まず続けていたのがカープ。余裕を持って練習できていたチームじゃないかなと思うので、そこが活かされてほしいです」
――オープン戦や練習試合を見て、注目している選手は?
「メヒア選手と堂林選手ですね。堂林選手は毎年、『今年こそ堂林が行くから』ってみんなに言われていて。最初は女性ファンがすごく多かったんですけど、今、堂林選手のファンってすごい年上のおじさまが多いんですよ。『今年は絶対、堂林はやるけん!』みたいな。本当に愛されている選手なので、だからこそ期待が大きいとは思うんです。今年こそはレギュラーをつかみ取って活躍してほしいっていうのは、カープファンの悲願です。
今年、カープがAクラス争いができるようになるためには先発が一番重要だと考えています。いつもより短くなったシーズンの中で、投手が有利になってくると思うんですよね。なかなか練習もできない中で、野手は打つのと守備もどちらも練習しないといけないじゃないですか。投手は投げることに集中できていたと思うので、今年に限っては全球団で投手の方が有利になるんじゃないかなって思っていて。そう考えると、カープが上位に上がるにはやっぱり、森下選手(ドラフト1位・明大)の活躍が必須になると思っています」