エ軍プホルス、母国の球団職員に約2000万円を支給 一時解雇のスタッフを支援
新型コロナウイルスの感染拡大を受け一時的に解雇になった母国・ドミニカの球団職員に
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け一時的に解雇になった母国・ドミニカの球団職員に18万ドル(約1920万円)の給与を支給した。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が伝えている。
経営面にも大きな影響を与えた新型コロナウイルス。エンゼルスもそのあおりを受け今月初めにMLB界でも最大規模となる予算削減を行っており記事では「アマチュア、国際部門のスカウト、選手育成のスタッフ、マイナーリーグのコーチやコーディネーターなど、全ての分野で、職員の一時的な解雇行った」と伝えている。
その中にはドミニカ共和国のエンゼルス職員もおり給与がストップしたが「しかし、職員には給与が支給される。それは、球団からではない。一塁手のアルバート・プホルスが一時的に解雇されたドミニカ共和国のエンゼルスの職員の給与、約5か月分を支給する」と指摘。
5か月分の給与は18万ドル(約1920万円)とみられている。エンゼルスのドミニカ共和国の業務は、この影響を大きく受け、ボカチカにあるアカデミーのほぼ全員のスタッフが一時的に解雇されたという。
プホルスはこの件について公にしていないが関係者によると「プホルスは、ビリー・エプラーGMにドミニカ共和国の職員の給与がどのくらいになるかと聞き、貢献することを決めた」としている。
慈善活動に積極的に参加するプホルス。2005年にはダウン症児とその家族の生活を支援するための基金を設立するなど野球界に留まらない活躍を見せている。
(Full-Count編集部)