2020年式“甲斐キャノン”発動! 昨季までの同僚・福田秀を見事に刺す
3回2死一、三塁で盗塁を試みた福田秀を甲斐がアウトにする
■ソフトバンク – ロッテ(19日・PayPayドーム)
ソフトバンクの甲斐拓也捕手が、2020年初の“甲斐キャノン”を発動させた。3回に、昨季までのチームメートであるロッテ福田秀平外野手の盗塁を阻止した。
今季も“甲斐キャノン”は健在だ。3回2死三塁で打席に入った福田秀は東浜から四球を選び出塁。続く角中に対しての3球目に福田秀がスタート。二塁への盗塁を試みた。
東浜の投球をキャッチした甲斐は素早いステップを踏むと、二塁へ矢のような送球を送った。ダブルスチールも警戒される状況だったが、その送球はベースカバーに入った今宮への見事なストライク送球。スライディングで滑り込んでくる福田秀を余裕を持ってアウトにした。
昨オフにFA権を行使してロッテに移籍した福田秀は、移籍が決めたあとから、甲斐から盗塁を決めることを目標に掲げてきた。ペナントレース初戦でいきなりの対決。まずファーストラウンドは甲斐の“完勝”だった。