巨人が阪神との開幕戦勝利で史上初の通算6000勝 原監督動いて7回一気逆転勝利
医療従事者へも拍手、ファンに感謝と記念の白星を届ける
■巨人 3-2 阪神(19日・東京ドーム)
巨人が開幕戦を3-2と逆転勝利で飾り、史上初の球団通算6000勝を記録した。
リーグ連覇を狙う巨人は、阪神先発の西勇に6回まで苦しめられていたが、原監督が動いた。投手が岩崎に代わった7回。先頭の小林に代打・石川を送ると、右前安打。菅野に代えて、プロ初出場の湯浅が代打で送りバントを決めて、揺さぶると、1番の吉川尚が右翼席へ、逆転2ラン。流れるような鮮やかな攻撃で、試合をひっくり返した。エース菅野が7回2失点で今季初登板初勝利。中川、デラロサと継投もはまった。
無観客試合で行われた試合に先立ち、原監督は「2020年6月19日。プロ野球開幕いたします。関係各位のみなさま、ファンの皆様、全ての皆様に感謝いたします。そして、なにより選手たち。こういう状況の中、コンディションを整え、元気に立つ姿、改めて敬意を表し、健闘を祈ります」とスピーチ。ファンへ感謝の思いと共に記念の白星を届けた。