鷹・柳田、140M超特大1号は指折りの完璧弾「過去にも数回しかない」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

工藤監督も「よく飛びましたね~」と驚く、バックスクリーンへの推定140メートル弾

■ロッテ 3-2 ソフトバンク(20日・PayPayドーム)
 
 ソフトバンクは20日、PayPayドームで行われたロッテ戦に2-3で惜敗。敗戦の中でも存在感を示したのが柳田悠岐外野手だ。1点を追う6回裏、先頭打者として打席に入るとセンターバックスクリーンへの推定140メートル特大弾を放った。

 前日19日の開幕戦では8回裏に先制犠飛を放ったが、開幕2試合目のこの日も第2打席までヒットなし。第3打席で生まれた今季初安打が「ド真芯で完璧に打てた」という超特大1号同点本塁打だった。

 工藤公康監督も「よく飛びましたね~」と驚いた一発について「過去にも完璧なホームランは数回しかないけど、その中の1つって感じです。今日のは完璧でした」と柳田。ソフトバンクの攻撃中にはバーチャルの応援音声が流されていたが「打席の中では集中していたので、声援の音声はあまり気になりませんでした」と話し、極限の集中状態の中で生まれた一打だった。

 その“完璧弾”もチームの勝利には結びつかず。「明日から一戦一戦戦っていくだけです」と気持ちを切り替えた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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