西武は“レオリューション”、鷹は“S15”…パ6球団がスローガンに込めた思いに迫る
楽天は「日本一の東北へ」を3年連続で採用、ロッテは昨年に続きキャッチーな「突ッパ!」
○楽天「NOW or NEVER いまこそ 日本一の東北へ」
楽天イーグルスの2020年シーズンスローガンは、「NOW or NEVER いまこそ 日本一の東北へ」。日本のスポーツ界が盛り上がる2020年、アスリートたちが運命の決戦に立ち向かうように、楽天も「今年が勝負だ」「いまこそ優勝をつかむんだ」「全試合・全プレーを全身全霊で闘い抜く」という決死の覚悟を表現したものになっている。
「ファンと選手がひとつになり、東北が一丸になり日本一を目指す」という思いが込められた2018年スローガン、「日本一の東北へ」を3年連続で採用している。2013年に初のリーグ優勝、日本一に輝いたが、翌年以降の最高順位は3位にとどまっている。さらに上を目指すため、2018年オフと同様に2019年オフも、鈴木大地内野手やステフェン・ロメロ外野手を獲得するなど積極的な補強を行った。万全の状態で開幕を迎え、7年ぶりの頂点へ好スタートを切れるか注目だ。
○ロッテ「突ッパ!」
ロッテは2019年の「マウエ↑」と同様、キャッチーで覚えやすい「突ッパ!」を2020年のスローガンに決定。このスローガンには「パ・リーグを1位で突き抜ける! CSを突き抜け日本一を獲る! 限界を突破する!」という力強い意味が込められている。
井口資仁監督は「選手たちには自分の物差しで物事を決めずに限界を超えてほしい。超えていいと思ってほしい。突き抜けてほしい」と選手たちに期待を寄せていた。昨季は惜しくも4位に終わりCS出場はならなかったが、ホームランラグーンが設置されたこともあって本塁打数が大幅に増加するなど、チーム力は確実に向上。今季は福田秀平外野手や美馬学投手ら新戦力を迎え、さらなる飛躍が期待される。