巨人菅野やオリ山本よりも上… “ロマン”溢れる若き剛腕投手たち
菅野の150.4キロ、山本の150.1キロを上回った広島ドラ1森下
実はこの球界を代表する2人の投手を上回った先発投手が1人いる。しかも、ルーキーで、だ。それは広島のドラフト1位ルーキー森下暢仁投手だった。
6月21日のDeNA戦でプロ入り初先発を果たした森下は7回を投げて4安打無失点、8個の三振を奪う好投を見せた。プロ初勝利の権利を持ったまま降板したが、最終回に逆転サヨナラ負けを喫し、白星を逃した。それでも、その投球は圧巻の一言だった。
森下はこの試合、自己最速タイの154キロをマークするなど、150キロ台のストレートを連発。平均球速は150.8キロと菅野、山本を上回った。まだ1試合だけの登板で、今後の登板や疲労が蓄積されてきたところでどうなるかは分からないが、そのポテンシャルの高さは十分に伺い知れるものとなっている。
そのほかにも巨人の澤村拓一投手が最速155キロをマークし、驚愕の152キロのスプリットを投じて話題となっていた。スピードは野球の中の“ロマン”の1つ。平良や森下という若き“速球王”に今後も注目していきたい。
(Full-Count編集部)