松田宣も絶賛「めっちゃ楽しい」 鷹の新ビル「E・ZO」を体験レポート
ビル壁面を滑る「すべZO」はスリルとエンタメを兼ね備えた名物に
「のぼZO」はビル屋上に設置されたクライミング&ボルダリングのウオール。クライミングでの最高到達点は地上約50メートルの高さとなっており、「つりZO」と同様に本拠地PayPayドームや福岡市の街並みを一望できる。公開時は残念ながら大雨のため公開は中止となった。
そして「すべZO」だ。日本で初となる建造物に付随したチューブ型スライダーで、地上40メートルの高さからビル壁面に沿って全長100メートルを一気に滑り降りる。スタート地点からは本拠地PayPayドームが眼下に見下ろすことができる。滑る際には専用の袋に入る。
スライダーは上半分が透明のポリカーボネート樹脂でできており、滑りながら福岡市内の街並みを見ることができる。体を起こすとスピードが速まり、倒すと遅くなるようになっており、ある程度は自分でスピードのコントロールも可能となっている。
体を起こすとなかなかのスピード感を感じることができ、スリルも味わえる。50メートルほどを滑り降りると、そこからはまた別の世界が目の前には広がる。光と音のトンネルになり、前半とはまた違うスピード感を味わえる。わずか30秒ほどの短い時間ではあるが、疾走感とスリル、エンターテインメントが一度に味わえる。
この日体験できたのは「チームラボフォレスト」「V-World AREA」「すべZO」の3箇所だけではあったが、魅力溢れる施設の数々に童心に戻ったような気分になった。プロ野球球団が作ったエンタメ施設だからといって侮るなかれ。最先端のデジタル技術も取り入れた「BOSS E・ZO FUKUOKA」は新たな福岡の新名所となりそうだ。