“暴れ馬”プイグは27日にもジャイアンツと契約か FA&トレード市場再開
新型コロナの影響で凍結されていたFA市場は27日に再開される
昨オフにインディアンスからFAとなり、まだ所属先が決まっていないヤシエル・プイグ外野手。新型コロナウイルスの影響でFAやトレード市場は“凍結”していたが、26日(日本時間27日)に再開される予定で、プイグはジャイアンツと契約することが有力視されている。米放送局「CBSスポーツ」が伝えている。
プイグは昨オフに1年1000万ドル(約10億700万円)のオファーを拒否。4月下旬に全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ氏が「プイグがジャイアンツと契約間近だと関係者が語った。(金額、年数などの)契約内容は不明」とツイートしていたが、一時は5月5日に開幕した韓国プロ野球へ移籍する可能性も報じられていた。
なかなか決まらなかった大物FA選手の去就。ここでCBSスポーツは元レッズ、ナショナルズGMで、米メディア「ジ・アスレチック」でアナリストなどを務めるジム・ボーデン氏の証言として、プイグがジャイアンツ入りすることを伝えた。「シャットダウン前の3月にジャイアンツはプイグとよく連絡を取っていたとされ、ジャイアンツのプレジデントであるファーハン・ザイディとはドジャース時代からの旧知の関係である」。
ジャイアンツの外野陣にはアレックス・ディッカーソン、ビリー・ハミルトン、マイク・ヤストレムスキー。人気者のハンター・ペンスの復帰も決まったが、チーム巻き返しへ盤石とは言えない。同局は「プイグも現時点では確実な存在ではない。だから、彼はこれまで、どの球団とも契約が出来なかった。ただ、彼がさらに良くなる可能性は、まずまずあると思われる。ジャイアンツが今、有能な外野手を必要としていることは確かだろう」と伝えた。
これまでポストシーズなど大舞台で抜群の集中力を見せてきたプイグ。新天地で再び輝きを取り戻すことはできるのだろうか。
(Full-Count編集部)