DeNAラミレス監督「打たれる時もある」 逆転3ラン被弾の守護神・山崎を責めず
「こういう時もある。しっかり気持ちを切り替えて」
■阪神 8-6 DeNA(27日・横浜)
DeNAは27日、阪神に逆転負けを喫して6連勝を逃した。勝てば2年ぶりの単独首位浮上だったが、9回2死から守護神の山崎がサンズに逆転3ランを被弾。勝利目前での手痛い逆転負けとなったが、アレックス・ラミレス監督は「こういう時もある。しっかり気持ちを切り替えて、また勝っていきたい」と下を向くことはなかった。
二転三転したシーソーゲームとなった試合。DeNAは6回にオースティンの2点打で勝ち越したが、1点リードで迎えた9回、満を持して投入した山崎が、この日昇格したばかりのサンズに逆転の3ランを被弾した。指揮官は「今日はタイガースが絶対に負けないという気持ちを持ってくることはわかっていた。簡単な試合ではないというところで、相手が諦めることなく勝利をつかんだ」と相手を称えた。
点の取り合いとなったが、ラミレス監督は「国吉が3イニング目まで投げて、替わった石田も重要な場面でアウトを取ってくれて、セーブシチュエーションまで作ってくれた」と6回から登板して無失点に抑えた2人のリリーフ投手を評価。頼みの守護神がリードを守れなかったが、「打たれる時もある」と山崎を責めず「明日はまた別の日。毎日新しい日がやってくる」とお決まりの言い回しで気持ちを切り替えていた。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)