DeNAラミレス監督、プロ初牽制の山崎への信頼変わらず「状態は悪くない」

ピープルズ先発で救援パットン使えず、ロペスは負傷交代「また使い方を考えたい」

 ピープルズの先発による外国人枠の関係で、パットンがベンチ入りから外れていた状況もあったが、国吉の3イニング目は意外と思える采配だった。指揮官は「2イニングを投げてまだ20球で、状態も良かったので続投させた。ストレートもカットもよく、相手を圧倒した内容だったし、阪神には相性がいいということもあった」と、8回の続投の理由を説明した。

 外国人枠が采配にも微妙に影響した試合となったが、5回の打席で自打球を受けたロペスが「かなり痛みがあるということだった」と途中交代。試合を作れなかったピープルズに関しても「明日、トレーナーのチェックもあるので、そこでまた考えたい」と次回先発の確約はなし。「ロペスも含めて、明日の状態次第で、また外国人選手の使い方を考えたい」と複雑な表情を見せた。

 前日にはここ数年、対戦成績の悪かった阪神に快勝しながら「明日の対戦の方が重要になる」と、ラミレス監督は意気込んでいたが、痛い敗戦で連勝がストップした。カード勝ち越しのかかった28日のゲームは、根深い苦手意識を払拭するためにも、大事な一戦となる。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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