開幕9戦連続安打のDeNA佐野にラミレス監督あり「監督はすごい4番打者。勉強になる」
DeNAは6年連続負け越し中の阪神にカード勝ち越した
■DeNA 9-1 阪神(28日・横浜)
DeNAは28日、横浜スタジアムで行われた阪神戦に9-1で勝利し、カード勝ち越しを決めた。先発した平良が6回1失点で今季初勝利。打線は阪神が繰り出す5人の投手から14安打9得点を奪った。
阪神は昨年まで6年連続負け越しと天敵と言える存在で、指揮官も監督就任後の4年間で何度も煮湯を飲まされた相手だった。今季は初戦を今永の好投で快勝したが、前夜の試合では9回2死からの逆転劇で、後味の悪い敗戦を喫していた。
ラミレス監督は「昨日の嫌な負け方もあったので、今日は最初の3イニングをゼロに抑えれば勝てるチャンスはあると思っていたが、初回に点を取られてしまった。それでも1点に抑えたことで、まだ希望があると思った。すぐに逆転できて、そこが大きかったと思う」と初回の攻防をポイントとした。
最初の対戦でカード勝ち越し。「昨日の負け方から、今日も負けるとまた今年も、となりかねなかった。今日の勝ちで今年のDeNAは違うぞと思えたし、またそうなるようにやっていきたい」と苦手払拭を誓った。