トラウトは17発42打点でMVP有力? 二刀流・大谷&レンドンでPO進出は「28%」
大リーグ公式サイトは米データサイトが予測したトラウトの今季成績を掲載した
新型コロナウイルスの影響で延期となっていた大リーグは7月23日か24日(日本時間24、25日)に開幕を迎える。レギュラーシーズンは60試合。米メディアが当初の3月26日から約4か月遅れの開幕に今季展望を続々と展開する中、大リーグ公式サイトは昨季3度のMVPに輝いたエンゼルスのマイク・トラウト外野手の特集記事を掲載。球界NO1プレーヤーの呼び声が高い28歳外野手の今季成績や、エンゼルスのプレーオフ進出の可能性を分析した。
トラウトは新人王を受賞した12年以降の60試合平均成績は打率.308、15本塁打、38打点、10盗塁。出塁率.424、長打率.588でOPS1.012を記録だった。MLB公式サイトは米データサイト・ファングラフスが打率.296、17本塁打、42打点、6盗塁、出塁率.439、長打率.614、OPS1.053と予測したことも紹介。この予想通りの活躍ができれば「今季もア・リーグMVPの有力候補になる」と期待している。
チームは地区優勝した14年を最後にプレーオフから遠ざかっている。しかし、昨オフに最優秀監督賞3度のマドン監督を招聘し、昨季ナショナルズでナ・リーグ打点王に輝いたレンドンを獲得。さらに、大谷翔平投手も開幕から二刀流として期待できる。MLB公式は「エンゼルスはここしばらく(の球団史上)で最高の球団になる可能性がある。トラウトと新加入のレンドンは球界最高のワンツーコンボかもしれない。開幕が遅れたことで、ショウヘイ・オオタニはトミー・ジョン手術からのリハビリのための時間を確保できたため、この二刀流のスターはエースを必要としていたローテーションに復帰する準備が整っている」と投手復帰する大谷についても高く期待した。
また、今季は新型コロナウイルス感染のリスクを減らすため、エンゼルスは強豪のドジャース、アストロズ、アスレチックスとの対戦が26試合予定されているという。MLB公式は「スケジュール面が厳しい」と指摘し、米ファングラフスの予想でプレーオフに進出する可能性が28%(地区優勝12%、ワイルドカード16%)であることを伝えている。
(Full-Count編集部)