鷹外野手は唯一の1億円超で“2冠”、捕手は巨人がトップ ポジション別平均年俸は?
今季の平均年俸はソフトバンクの7131万円が12球団トップ、ポジション別で見ると?
日本プロ野球選手会は29日、2020年の年俸調査結果を発表した。支配下登録選手の今季平均年俸はソフトバンクが7131万円でトップに立った。今回、公開した年俸調査結果は様々な形で記載されており、ポジション別の平均年俸も公開されている。(選手の年俸は全て推定)
この日、選手会は年俸調査結果を発表し1980年以来、選手会に加入する日本人の支配下選手を対象した平均年俸が公開された。ここには投手、捕手、内野手、外野手とポジション別の平均年俸も記載されており、各球団の“稼ぎ頭”が見えてくる。
まずは投手部門。今季の球界最高年俸とされる菅野(6億5000万円)が所属する巨人を抑えソフトバンク(計29選手)が平均年俸5658万円(総年俸16億4088万円)で1位となった。ホークスは森が4億5000万円、千賀が3億円を筆頭に嘉弥真(1億1000万円)、和田(1億円)と“1億円プレーヤー”が4人。その他にも武田(8000万円)、岩嵜(7500万円)、東浜(6700万円)、甲斐野、高橋が5000万円と勢揃いしている。
捕手部門では巨人(計6選手)が平均年俸5373万円(総年俸3億2240万円)でトップ。西武からFA移籍し複数年契約の炭谷、小林の2人の“1億円プレーヤー”の存在が大きく半分以上を占める結果に。2位は西武の平均年俸4289万円。捕手では12球団最高年俸となる2億円の森の存在が大きい。
内野手では楽天(12選手)がトップの平均年俸9242万円(総年俸11億904万円)。西武からFA移籍の浅村が5億円と一人で約半分を占め、銀次(1億円)、茂木(8100万円)と続いている。2位はソフトバンクで平均年俸9159万円だった。
外野手はソフトバンク(9選手)が唯一の1億超えとなる平均年俸1億1233万円(総年俸10億1099万円)で“2冠”を達成。5億7000万円の柳田、2億4000万円の中村の2人が全体の8割を占めている。2位は巨人で平均年俸は9168万円だった。