大谷翔平、“二刀流キャンプ”もエ軍エプラーGMは慎重 「最初は少し様子を見る」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

マドン監督はすでに投手として週1回の登板、DHとして週4回の出場を明言

 エンゼルスのビリー・エプラーGMが30日(日本時間7月1日)、サマーキャンプを前に電話取材に応じ、二刀流を復活させる大谷翔平投手について「我々は彼がマウンドに立ち、そのままキャンプを進めていくと見込んでいます」と語った。

 3日(同4日)に再開されるキャンプに向けた60人枠に今季から新設された「Two-Way(二刀流選手)」として登録された大谷。今季は先発ローテ、DHでの出場が期待されるがエプラーGMは「恐らく少なくとも最初はもう少し様子を見る必要があります。何度もライブBPで投げていますが、強度をもう少し上げ試合の状況で投げてもらいたい」と、慎重な姿勢を見せた。

 キャンプ序盤では状態を確認しながら開幕に向け強度を上げていくことを明かし「日々の状態を見て判断することになります。彼に対してどの程度アクセルを踏めるかということに関してです。我々は彼がマウンドに立ち、そのままキャンプを進めていくと見込んでいます」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け今季は60試合制で行われるメジャーリーグ。マドン監督はすでに大谷が投手として週1回の登板、DHとして週4回の出場を明言。開幕から二刀流としてフル回転が期待される。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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