タイガース全体1指名トーケルソン、ドラフト史上最高額の契約金9億1000万円で合意

タイガースから1位指名を受けたスペンサー・トーケルソン【写真:Getty Images】
タイガースから1位指名を受けたスペンサー・トーケルソン【写真:Getty Images】

トーケルソンはアリゾナ州立大の3年間で54本塁打を放つなど強打の内野手として注目

 MLBドラフトでタイガースから全体1位指名を受けたスペンサー・トーケルソン内野手が30日(日本時間7月1日)、史上最高の契約金となる841万6300ドル(約9億1000万円)で合意した。複数の米メディアが伝えている。

 トーケルソンはアリゾナ州立大の3年間で54本塁打を放つなど、強打の右打ち内野手として全米から注目を浴びドラフトでは1巡目全体1位でタイガースが指名していた。

 トーケルソンは大学では一塁手としてプレーしたが、タイガースは三塁手として指名。身体能力の高さ、大型三塁手として期待を込めるアビラGMも「彼が一塁でプレーできることは分かっていますが、スカウトは三塁でプレーできると確信しており、現時点ではそれが我々の意図です。まさに我々が1位で指名したいと思っていたタイプの選手です」と大きな期待を込めている。

 MLB公式サイトなどはこの日、タイガースがトーケルソンと契約合意したことを伝えており契約金は841万6300ドル(約9億1000万円)になったようだ。

 同サイトのジム・カリス記者も自身のツイッターで「ドラフト全体1位のスペンサー・トーケルソンがタイガースと841万6300ドルで契約を結んだ。MLBドラフトの契約金における新記録。ここ20年間のドラフトにおいて、恐らく打撃面では最高の万能型野手である」と伝えている。

 ちなみに、これまでの新人の契約金最高額は2019年にオリオールズに指名されたアドリー・ラッチマン捕手の810万ドル(約8億7000万円)だった。

(Full-Count編集部)

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