頭部打球直撃の田中将大、検査異常なしも同僚から無事を祈る声が殺到「祈りを…」
スタントンの打球が頭部に直撃→倒れ込む→NY病院で精密検査→異常なし
ヤンキースの田中将大投手が4日(日本時間5日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで再開されたキャンプに参加。実戦形式の投球練習でジャンカルロ・スタントン外野手の打ったライナー性の打球が頭部に直撃するアクシデントがあった。その後、ニューヨーク市内の病院で精密検査を受け、「異常なし」と診断された。大リーグ公式サイトのヤンキース番、ブライアン・ホック記者はチームメートのコメントなどアクシデントの詳細を伝えた。
この日はヤンキースのキャンプ再開初日。先発右腕のアクシデントに、チームメートには動揺が広がっているようだ。ホーク記者は主力のアーロン・ヒックス外野手が「フィールドに立っている以上、どんなことも起こり得る。彼がこんなに目に遭ってしまって残念だよ」とコメントしたことを紹介。ジョーダン・モンゴメリー投手も「間違いなく恐ろしいこと。とにかく今は彼のことを祈るばかりだよ。彼の無事を願っている」と話したという。
元チームメートで通算214本塁打を記録しているメッツのトッド・フレイジャー内野手は「僕の良き友人マサヒロ・タナカのために祈りを捧げている。早く良くなってくれよな、ビッグマン」とツイートした。
これまでにヤンキース広報部はツイッターで「マサヒロ・タナカは実戦形式の打撃/投球練習の最中に頭に打球が直撃した。彼は注意が必要な状態だが、返事はでき、自力で歩けている。さらなる診断と検査のためにニューヨーク市内の病院へ向かっている」と伝えていた。今後の状態回復を祈るばかりだ。
(Full-Count編集部)