ダルビッシュ、紅白戦で3回1/3を無失点 MLB公式も期待「探し求めていたエース」
キャンプ再開後2度目となる紅白戦に登板し3回1/3、1安打無失点の投球
カブスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、キャンプ再開後2度目となる紅白戦に登板し3回1/3、1安打無失点の投球を見せた。開幕投手最有力候補の右腕にMLB公式サイトは「調子が維持できれば探し求めていたエースがいることになる」と評価している。
紅白戦では2回に右手を気にする仕草を見せていたが続投。最速95マイル(約153キロ)の直球に変化球を交え無失点に抑えたダルビッシュ。MLB公式サイトは「カブスはそれが右手の人差し指の爪の問題であったが、懸念することではないと発表した」と軽症だったことを伝えている。
ここまで大きな怪我もなく開幕に向け調整を続けるダルビッシュに同サイトは「ダルビッシュはまたエースか?」と期待を込めている。昨シーズンは後半戦から復調し、今シーズンは開幕投手大本命となっているが「ダルビッシュが調子を維持できれば、カブスにはジェイク・アリエッタの最盛期以来、探し求めていたエースがいることになる」と絶賛。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けメジャーリーグは60試合制と短期間のシーズンとなるため「1試合が大きい。カブスには登板した日に勝つ最大のチャンスを与えてくれる完璧な男がいるのかもしれない」と、ダルビッシュの存在を高く評価していた。
(Full-Count編集部)