罰金8000万円に拘置所行きも ブルージェイズの隔離措置は「コロナより恐ろしい」
巨人からポスティング移籍となった山口俊が今季から所属するブルージェイズ
7月23日(日本時間24日)の開幕に向け、各球団が調整を続けているMLB。新型コロナウイルス感染拡大を抑えるため、各球団では様々な策を講じているが、そんななかカナダメディア「TSN」が今季から山口俊投手が所属するブルージェイズの厳格な隔離措置について報じている。
記事では、ブルージェイズ選手が今週始めにサマートレーニングのためにトロントに集まって来たことに触れつつ「選手はロジャーズ・センターと連結するトロント・マリオット・シティセンター・ホテルに滞在している。そこを離れる選手には、新型コロナよりも恐ろしいことが待っているかもしれない」と紹介。球場やホテルから離れた選手が75万ドル(約8000万円)の罰金や拘置所行きを課せられる可能性について伝えている。
「TSN」のスコット・ミッチェル記者は、自身のツイッターで「これがブルージェイズの選手をスタジアムとホテルから離れないようにする手段。複数の関係者によると、選手は、もし、球場外にいるところをみられた場合は、75万ドル(約8000万円)の罰金と、拘置所行きになる可能性がある、ということだ」と選手が置かれている“軟禁状態”の現状を発信。トラビス・ショウ内野手もミッチェル記者のツイートをリツイートする形で「(隔離は)2週間だけだと聞いている。夏の間、ずっとではない。そうだと、ちょっと長すぎる。夏の間、ずっとではない。それはあり得ない」と行き過ぎた隔離措置に懸念を寄せている。メジャー初年度の山口ら選手にとっては我慢のときが続くが、この措置が開幕にどう影響するだろうか。
(Full-Count編集部)